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▼Fl:Miyaさんとデュオ、南相馬。


▼始発で東京経由羽田へ。ガレシャン北海道ツアーまずは札幌2days、@ESPホール。


▼ガレシャン札幌2days、@豊平館。沢山のご来場と、何より誰より今回各方面にご尽力して下さった矢吹さん&すももさんに心より感謝。


▼レンタカーで函館へ。「はこだて国際民俗芸術祭」前夜祭。


▼「はこだて国際民俗芸術祭」初日。好感触。しかし初出演でトリとは何とも恐縮。


▼「はこだて国際民俗芸術祭」2日目。1番大きなステージでトリ。なんだか少し緊張。


▼「はこだて国際民俗芸術祭」3日目。良いパフォーマンス出来たかと。ザッハトルテの面々も到着。ひろちゃん、ミキさん、ミーコさん他沢山の方々にサポートして頂いて素晴らしいフェスに参加出来ましたこと大変嬉しく。


▼ホテルでGt:鬼怒さんと遭遇。帰京して某氏の人生相談。


▼徳島へ。某病院にてコンサート、Sax,Pf:住友さん+Vo:Eri Liaoさん+Gt:ファルコン+佐藤。終演後、阿波踊りに参加させて頂くことに。



▼「佐藤鈴木田中+都丸」リハ。


▼↑終了後、ガレシャン作戦会議。


▼ガレシャン+黒色すみれ、ツアー用リハ。新曲もかなりイイ感じ。


▼↑終了後、ドラマ「今夜はコの字で」劇伴。スタジオへ。


▼↑終了後、チャランポ小春とサシ呑み。立派に成長した元教え子と呑めるという有難さ嬉しさ。(ヒドイ酒気帯びオヤジ顔)


▼Cello:新倉さんと講座@朝日カルチャーセンター新宿。内容てんこ盛り。


▼台湾のAcc:Vincentさんを囲む会。Acc:安西さん、Bandoneon:仁詩くん、リペアマン:原田さん。


▼『佐藤鈴木田中+都丸』雑司ヶ谷@エルチョクロ。満員御礼。いやはや大変楽しく。都丸くん素晴らし。客席に来てたVo:Sublimeとは超久々。

(ナンだか写真の大きさの設定がワカラン…)


▼アコーディオンクリニック個人診療。練習方法を見つける方法、これが分かればどんどん上達するハズなのです。


▼ガレシャン、ツアー直前仕込みでスタジオへ。随分前にCHEMISTRYの現場でお世話になったHさんと遭遇。


▼新譜『魂柱と鞴』ジャケット打ち合わせ。

 
 
 

■7月の近況報告(2019年7月末日付)


▼「ゴリ達(ら)」(Per:なべちゃん+Harm:美土くん+B:岩見さん+佐藤)、リハ。


▼映画「新聞記者」を観に。 凄い。


▼Vo:小野リサさんレコーディング1曲。書きはPf:林くん。アシスタントKくんと。


▼16回目の「アコーディオンクリニック」四谷三丁目@ホメリ。プロの方も数名。今回も濃く。


▼TV「Music Day」、Vo:さだまさしさんのサポート。前日リハ@幕張メッセ。Gt:田代さんにお会いする度にけん玉の話になるので持参。


▼↑リハが早く終わったのでTp:佐瀬くん+Acc:青木くん+Ds:大村くんのライブを観に。用賀@キンのツボ。20も歳下という現実にオジさんショック。


▼さだまさしさん、TV「Music Day」ナマ放送本番@幕張メッセ。アコギ↓弾きました。


▼劇伴。偶然だろうけど、政治色強めの終止形。


▼Cello:新倉さん+Vn:原田さん+佐藤、バロックもの練習会。通奏低音についてはコードネーム解釈が大変役に立つことを再確認した一方バロック特有の美意識については全く理解出来てないことが判明。近づくほど頂上が見えなくなる。けど楽しい。


▼↑終了後、写真家:山岸先生&倫子先生と白寿ホールのコンサート打合せ。


▼映像関連の打合せ。クリエイティブな方々とご一緒するのはとにかく楽しく面白い。


▼↑終了後、ちょっとした緊急事態を含んだジャケット関連の打合せ。


▼Cello新倉さんと最終仕込み。


▼Cello新倉さんとのコンサート用ゲネプロ@白寿ホール。各セクションの皆様のプロな仕事。


▼上記本番。改めて山岸先生&倫子先生の凄さを目の当たりに。新倉さんも素晴らし。同ホール原さんともお近づきに。


▼Pf:志宏くん+Cl:土井さん+佐藤、小岩@コチ。最高の時間。久々の土井さん相変わらずの凄さ。楽しいのなんの。


▼B:森田くんから久々にお声がかかってスタジオへ。Vo:RYOさんの録り。


▼↑終了後、『ゴリ達(ら)』(Per:なべちゃん+Harm:美土くん+B:岩見さん+佐藤)自由ヶ丘@ハイフン。大盛り上がり。客席にいらしたカンテ:大渕さんお久しぶりでした。


▼某撮影で高尾へ。素晴らしきクリエイティビティ。


▼Ds:森山さん+Per:相川さん+Sax:川嶋さん+佐藤、甲府@桜座。中央線止まって大遅刻、しかし音が出ればいつも通り最高。


▼↑ツアー2日目、名古屋@ラブリー。いやホント楽しく。終演後、Vo:ケイコ・リーさん(初めまして)やBandoneon:仁詩くん他みなさんご来場でご挨拶。


▼↑ツアー3日目、多治見@スタジオf。変則カルテットでしたが凄く良いツアーでした。


▼ガレシャン作戦会議。


▼↑終了後、マチ式+Vo:伊藤さん、リハ。


▼「Fortis」(Per:和田さん+Cl:小森さん+Vln:壷井さん+佐藤)、西荻窪@音や金時。


▼8月の徳島案件リハ。テレサテンとか。


▼↑終了後、「マチ式」(Per:ナベちゃん+Gt:ファルコン+佐藤)feat. Vo:伊藤大輔さん、下北沢@ラウン。2回目の共演も大変盛り上がり。


▼Pf:田中さんとデュオ。楽しいのなんの。


▼Bandoneon:早川くんとソロ共演、早稲田@シャイ。早川くん素晴らし。


▼ガレシャン作戦会議。ベラミーさんと共に北海道、ツアー案件など仕込み。


▼アコーディオンクリニック、個人診療。たっぷり2時間。


▼↑終了後、ガレシャン最終リハ。北海道対策。




 
 
 

更新日:2021年10月9日

ここ数日、とある友人から、かなり面白い内容の質問責めにあっておりました。


その中の、主な議題のひとつは、

『アコーディオンはボタン式と鍵盤式で音色が違うのか?』

というものでした。


出ました、永遠の【ボタンvs鍵盤】論争。

この際だからと思い、自分なりの考えをまとめてみました。

ただし今回は『音色』だけに限って、あくまでも自分なりの考えですので、異論も多々あるかと思いますが、どうかお許しを。



結論から言いますと、上記の質問には、

『ボタン式でも鍵盤式でも中身が同じなら音色は同じ』

また別の言い方で

『音色そのものの違いは楽器の中身の違いであって、ボタン式か鍵盤式かの違いが音色を決定する事はない』

という回答をしました。


早速、異論反論が出てきそうですが、しかし今のところ自分としてはそう思わざるを得ません。

質問の主にも、これを理解して頂くまでには少々時間を要しました。



外見からしてボタンと鍵盤の違いは一目瞭然ですし、そこに目が奪われてしまうのも仕方がありません。

しかも、いくつかの機種の"内部"を見て比べる、という様な機会もなかなか無いでしょうから、尚更無理もありません。


ギターやヴァイオリンやトランペットなど、他の多くの楽器は、発音部分や共鳴する部分が目に見える外側にあるワケで、そこに大きな違いがあれば自ずと音色にも影響するはずです。

しかし、ことアコーディオンに限って言えば、発音部分のほぼ全てが楽器の内側に収まっている為、その違いについて外から見ただけで判断するのはなかなか難しいと思います。




例えばココに、ボタン式と鍵盤式の楽器があって、どちらも本体のサイズと構造と内部の仕様が"完全に"同じだったとします。

そしたら、果たして音色そのものの違いはあるでしょうか?



恐らくそれは、ほぼ無いと思います。

勿論、何をどの様に演奏するかによって、ボタン式/鍵盤式それぞれの演奏上の特性は出るかも知れないけれども、それは演奏者によるフレーズや音楽の違いであって、『音色』そのものには違いがないはずです。




アコーディオンの内部には、音色を決定付けるいくつもの要素がありますが、その中でも重要な要素は下記の6つではないかと思います。

●リードそのもの(スチール(鉄)/真鍮/ハンドメイドか否かも含む)

●リードプレートの留め方(蝋留め/鋲留め/又はその両方)

●リードボックスの数と組み合わせ(HMML/MMML/など)

●MMもしくはMMMのチューニング(波/ピッチのズレ)の具合

●チャンバーの有無

●サブタ皮/レザーバルブ(材質など)


その他にも、各パーツの素材や、各パーツの組み上げ方、使われている木材の材質や処理の仕方(ニスの塗り方など)、楽器そのもののカタチやサイズなど。

数多くのパーツで作られている事と、楽器そのものの種類も多岐に渡るため、音色を特徴づけるものを他にも細かく数え出したらキリがありません。


例えば、チャンバーの機構が付いた楽器は、それが付いていない楽器と比べると、より柔らかでまろやかな音色になります。

また、リードプレートが《鋲留め》だった場合、《蝋留め》のものと比べると、より金属的でシャープな音色になります。



楽器そのもののサイズや構造の違いから生まれる、微妙な音色の違いが少しはあるかも知れません。

ですが、もしも、中身は全く同じで、ボタン式と鍵盤式による音色の違いがあるとしたら、一体どの様な違いがあるのでしょうか……。


何にせよ、ボタン式か鍵盤式かという部分は、音色そのものを大きく左右する要素ではない、と思わざるを得ません。





例えば、鰻(うなぎ)が《重箱》に入っているか、《丼》に入っているか、で味に違いがあるでしょうか?

味の違いは、鰻の焼き方やタレやゴハンによって決まるワケで、器の違い(確かに大事な要素ではありますが)が味そのものに大きく影響があるとは思えません。



見た目に大きく違いのある、ボタン式か鍵盤式かという点から、音色の違いに言及したくなる気持ちは分からないでもありません。

ですがソレは、あくまでも重箱か丼かって言うトコロだと思うのです。




☆この記事は、あくまでもボタン式と鍵盤式の『音色』についての考察で、それぞれの特性や操作性を言及するものではありませんし、どちらかを推奨する様な内容でもありません。

☆またこれは、アコーディオンの右手側の音色にのみに焦点を当てたもので、左手側のボタン部分について言及したものではありません。

☆見た目に惑わされない為に、敢えて写真などは使わない様にしました。



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…と、こんなコト書いておきながらナンなんですが、コレは色々と質問を受けて良い機会だからと思って考えをまとめてみただけで、自分にとって本当はそんなのどうでも良いコトなんです。

ボタンだろうと鍵盤だろうと大事なのはそれでどんな音を出すか、だと思うのです。


鉛筆で書こうと万年筆で書こうとより重要なのはそれで何を書くか何を書きたいかだし、道具も大事だけどそれを使って表現しているものを楽しみたいワケで、表現する為にその道具をとことん使いこなせる様になりたいし、音楽そのものについてもっと深めていきたいワケです。

(加筆 2019/07/04)

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